教育について考える


院生のころ、研究室のフィードの一つに夜間保育所がありました。夜中の2時とか3時、あるいは24時間子どもを預かる保育所。当時、データをとりに出向いたある保育所でこんな言葉に出会いました。

保育とは子どもの泣き声を聞くこと
教育とはともに希望をかたること


らもさんbotから、ふとそんなことを思い出しました。希望をもてない日もあると思うけど、清掃消毒するより、希望を語り合いたいですよね
2024.07.01 23:49 | pmlink.png 固定リンク | folder.png つぶやき
フィールドワーク
助手の先生と一緒にフィールドワークへ。
市民のみなさんとの意見交換も4回目を迎え、新たなコミュニティ形成に向けて着実に動いています。


梅雨の間の晴れ間??
世界でいちばん透きとおった物語


仕事が詰んでいるというのに読みはじめてしまって止まらず...最後まで一気に読んでしまいました。
なるほど、そういうことだったんですね。電子化できないのも納得です。

タイトルの意味、絶対に電子化できない理由、最後のページの 空白の「     」に入る言葉、
本を手にとることですべてがわかります。

が、この本を手にとった人が自分なりの「     」を見つけることで、この物語はいっそう透きとおったものになるんじゃないかな。
2024.06.28 01:24 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 読書メモ
泳ぐのに安全でも適切でもありません

#江國香織
#泳ぐのに安全でも適切でもありません

この本の中の「リンゴ追分」という掌編の中にこんな文章がありました.

グラウンドの角を曲がったとき、いきなり音が破裂した。トランペットだった。あたり一面全部の空気をふるわせて、力強い音が流れた。おそろしくゆっくりの,暴力的なまでに巧みな,「りんご追分」だった。 ・・・・・・・・あたしは動けなかった。どうしてだかわからない。

どんなに注意していても,不意打ちはやってくる。なんの前触れもなく,突然に。構える間もなく,こらえていた気持ちの核心をつかれてしまったら,もうどんな意地も通用しないよね。

なーんて。
今日は、学生たちが地区踏査に出かけました。
街の中で、心が震えるような何かに出会えたり...しないよね。きっと。
だって、安全第一でやってるんだもん。なーんて。
2024.06.26 21:14 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 読書メモ
本日は、お日柄もよく


札幌出張の移動中に読了しました。
「大変勉強になりました」が第一声かな。言葉が持つ力、言葉が放つ可能性について改めて考えるきっかけとなりました。

序盤に、「貧乏学生の下宿、つまり知的好奇心の伏魔殿みたいなもんだ。きらきらした魔物たちが息をひそめているんだよ、ここには」というセリフがあって、うちのゼミもそんなゼミにしたいなーなんて考えてしまいました。
2024.06.23 20:33 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 読書メモ

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